眼・耳・肢体
メニエール病
メニエール病は様々な症状を引き起こしますが、明確な医学所見が取れれば認定可能です。
事例
男性・56歳(申請時点)
申請:平成26年
結果:障害厚生年金2級(事後重症)
平成15年に、突然目がクルクル回るようなめまいの症状や吐き気に見舞われ、救急車で運ばれて、入院。
退院後も同様の症状が多かった。
時が経つにつれて、聴覚の低下を自覚するようになり、平成20年頃に複数の大学病院を受診するも、耳のことで困っているのに鼻の手術を提案されたりするなど、今一つ納得のいかない治療を受けていた。
そんな折に、うわさで、ある大学病院が、KRTで実績があるということを知って受診。ここで初めてメニエール病であると診断される。
その後、会話やテレビの音などもよく聞き取れない状況となったため、同院で平成24年に手術するも大きな改善は無く、補聴器を使用し始めることとなった。
当事務所による解決
当初は別疾患による申請でのご相談でしたが、お話を聞いていると、むしろメニエール病による聴覚障害により申請を行った方が良いと当事務所で判断し、申請しました。ご本人は、そういう手もあるのかと感心されていました。
社労士としては、全ての情報を頂いた上で最適な選択肢をご提案いたしますので、申請者の皆様は、予め先入観をもって取り組まない方が良いと思います。
メニエール病については、様々な症状がある病態です。めまいによる平衡機能障害・聴覚障害比較的身近な障害ですが、程度も人それぞれですし、重篤化すると障害年金の受給も可能ということです。